電気設備
ヒューズ選定ツール
機器電流や突入電流から、UL/JIS規格に基づいた適切なヒューズ容量を選定します。
次はこんな計算どうですか?
この計算と合わせて使われることが多いツールです
解説
ヒューズ選定には、定格電流だけでなく、 周囲温度によるディレーティング(軽減)や、突入電流(インラッシュカレント)への耐性を考慮する必要があります。 回路保護の設計ではブレーカー選定もあわせてご確認ください。
規格による安全率(Safety Factor)
| 規格 | 安全率 | 説明 |
|---|---|---|
| UL/CSA(北米) | 0.75 | 定格電流の75%以下で使用を推奨 |
| JIS/IEC(欧州・日本) | 約 0.9 | 定格100%近くまで使用可能だが、90%程度以下が推奨 |
温度ディレーティング(Temperature Derating)
ヒューズは熱によって溶断するため、周囲温度が高い場合は許容できる電流値が下がります。 一般的には 25℃ を基準(100%)として、 温度が上がると定格を低減させる必要があります。
突入電流(Inrush Current)への対応
電源投入時に流れる一時的な大電流でヒューズが劣化・溶断しないよう、 適切なタイプ(速断型/タイムラグ型)を選ぶ必要があります。
| 負荷の種類 | 推奨タイプ |
|---|---|
| 抵抗負荷(ヒーター等) | 突入電流が少ないため、速断型(Fast-Acting)でも可 |
| コンデンサ入力型電源 | 充電電流が流れるため、タイムラグ型(Time-Lag)推奨 |
| モーター・トランス | 始動電流が大きいため、タイムラグ型(Time-Lag)推奨 |
注意事項
本ツールの結果は選定の目安です。最終的には使用するヒューズメーカーのカタログデータ(I-t特性曲線、I²t特性)を確認し、実機でのテストを行ってください。