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電気設備

バッテリーバックアップ時間

停電時のバッテリー保持時間を負荷電流と容量から算出します。

次はこんな計算どうですか?

この計算と合わせて使われることが多いツールです

解説

バックアップ時間の計算は、停電時にバッテリー(UPS等)が 負荷機器をどの程度の時間維持できるかを算出するものです。 バッテリー容量と負荷電流から理論的な持続時間を求め、 経年劣化を考慮した保守率を含めて計算します。 負荷電流の算出にはブレーカー選定許容電流計算もあわせてご活用ください。

計算式

バックアップ時間 (h) = (バッテリー容量 [Ah] × 保守率) ÷ 負荷電流 [A]
項目説明
バッテリー容量バッテリーに蓄えられる電気の量(Ah)。カタログスペックの「定格容量」を使用。 一般的に「20時間率容量」などが記載されています。
保守率(K係数)バッテリーは使用年数や温度環境により性能が低下します。 新品時は 1.0 ですが、設計段階では経年劣化を見込んで 0.8 程度で計算するのが一般的です。
負荷電流バッテリーから供給する電流(A)。機器の定格消費電力 ÷ バッテリー電圧 で算出します。

注意事項

  • 理論値: この計算は理論値であり、実際のバックアップ時間を保証するものではありません。
  • Peukert効果: 大電流放電時は、バッテリーの特性上、計算よりも実際の持続時間が短くなる場合があります。
  • インバーター効率: インバーターを使用する場合は、変換効率(約85%〜90%)も考慮して負荷電流を算出してください。

よくある質問