規格・資料

鋼材規格表(形鋼サイズ・断面性能)

H形鋼・I形鋼・溝形鋼・軽溝形鋼・等辺山形鋼・角形鋼管・鋼管・平鋼・丸鋼の現行JISサイズを、種別ごとの表で単位質量・断面積・断面二次モーメント・断面係数まで一覧。種別をまたいで選んだ断面を並べて比べられる比較表・並べ替え・CSV書き出し・URL共有に対応。登録不要・端末完結。

表示する項目の列

表の左端「比較」列のにチェックを入れると、種別をまたいで断面性能を並べて比べられます(最大6件)。数値はタップでコピー · 列は見出しのでまとめてコピー

H形鋼

JIS G 319219 サイズ
H形鋼の現行JIS標準サイズと断面性能(呼称・単位質量・断面積・断面二次モーメント・断面係数・断面二次半径、JIS G 3192)
比較
H-100×50×5×7
H-100×100×6×8
H-125×60×6×8
H-125×125×6.5×9
H-148×100×6×9
H-150×75×5×7
H-150×150×7×10
H-175×90×5×8
H-175×175×7.5×11
H-198×99×4.5×7
H-200×100×5.5×8
H-200×200×8×12
H-244×175×7×11
H-250×125×6×9
H-250×250×9×14
H-300×150×6.5×9
H-300×300×10×15
H-350×175×7×11
H-400×200×8×13
呼称は H-せい×幅×ウェブ厚×フランジ厚。本表で弱軸(Iy・Zy)を収録しているのは H形鋼だけで、列表示メニューから追加できる。

I形鋼

JIS G 31926 サイズ
I形鋼の現行JIS標準サイズと断面性能(呼称・単位質量・断面積・断面二次モーメント・断面係数・断面二次半径、JIS G 3192)
比較
I-100×75×5×8
I-125×75×5.5×9.5
I-150×75×5.5×9.5
I-150×125×8.5×14
I-200×100×7×10
I-200×150×9×16
熱間圧延形鋼だが、現在の鉄骨造では H形鋼が主流。弱軸の断面性能は本表では未収録(—)。

溝形鋼

JIS G 31929 サイズ
溝形鋼の現行JIS標準サイズと断面性能(呼称・単位質量・断面積・断面二次モーメント・断面係数・断面二次半径、JIS G 3192)
比較
C-75×40×5×7
C-100×50×5×7.5
C-125×65×6×8
C-150×75×6.5×10
C-200×80×7.5×11
C-200×90×8×13.5
C-250×90×9×13
C-300×90×9×13
C-380×100×10.5×16
梁・胴縁・母屋に使う熱間圧延の溝形鋼。冷間成形のリップ溝形鋼(軽溝形鋼)とは別規格なので取り違えに注意。弱軸は未収録(—)。

軽溝形鋼

JIS G 33507 サイズ
軽溝形鋼の現行JIS標準サイズと断面性能(呼称・単位質量・断面積・断面二次モーメント・断面係数・断面二次半径、JIS G 3350)
比較
C-60×30×10×1.6
C-60×30×10×2.3
C-75×45×15×1.6
C-75×45×15×2.3
C-100×50×20×1.6
C-100×50×20×2.3
C-100×50×20×3.2
冷間成形のリップ溝形鋼(Cチャン)。熱間圧延の溝形鋼(JIS G 3192)ではなく軽量形鋼(JIS G 3350)で、板厚も断面性能も別物。

等辺山形鋼

JIS G 319215 サイズ
等辺山形鋼の現行JIS標準サイズと断面性能(呼称・単位質量・断面積・断面二次モーメント・断面係数・断面二次半径、JIS G 3192)
比較
L-20×20×3
L-25×25×3
L-30×30×3
L-30×30×5
L-40×40×3
L-40×40×5
L-50×50×4
L-50×50×6
L-65×65×6
L-75×75×6
L-75×75×9
L-90×90×6
L-100×100×7
L-100×100×10
L-130×130×9
筋かい・ブレース・小梁に使う等辺山形鋼。弱軸は未収録(—)。

角形鋼管

JIS G 346625 サイズ
角形鋼管の現行JIS標準サイズと断面性能(呼称・単位質量・断面積・断面二次モーメント・断面係数・断面二次半径、JIS G 3466)
比較
□-50×50×1.6
□-50×50×2.3
□-50×50×3.2
□-60×30×2.3
□-60×60×1.6
□-60×60×2.3
□-75×45×2.3
□-75×75×2.3
□-75×75×3.2
□-100×50×2.3
□-100×50×3.2
□-100×100×2.3
□-100×100×3.2
□-100×100×4.5
□-100×100×6.0
□-125×125×3.2
□-125×125×4.5
□-150×150×4.5
□-150×150×6.0
□-150×150×9.0
□-200×200×6.0
□-200×200×9.0
□-250×250×6.0
□-250×250×9.0
□-300×300×9.0
一般構造用角形鋼管(STKR)。呼称は □せい×幅×厚。閉断面のためねじれに強く、柱に多い。

鋼管

JIS G 344431 サイズ
鋼管の現行JIS標準サイズと断面性能(呼称・単位質量・断面積・断面二次モーメント・断面係数・断面二次半径、JIS G 3444)
比較
φ21.7×1.9 (15A)
φ27.2×1.9 (20A)
φ34.0×2.3 (25A)
φ42.7×2.3 (32A)
φ48.6×2.4 (40A)
φ60.5×3.2 (50A)
φ76.3×3.2 (65A)
φ89.1×3.2 (80A)
φ101.6×3.2 (90A)
φ114.3×4.5 (100A)
φ139.8×4.5 (125A)
φ165.2×5.0 (150A)
φ216.3×5.8 (200A)
φ267.4×6.6
φ267.4×9.3
φ267.4×12.7
φ318.5×6.9
φ318.5×9
φ318.5×10.3
φ355.6×7.9
φ355.6×9.5
φ355.6×12.7
φ406.4×9.5
φ406.4×12.7
φ406.4×16
φ457.2×9.5
φ457.2×12.7
φ457.2×16
φ508.0×9.5
φ508.0×12.7
φ508.0×16
一般構造用炭素鋼鋼管(STK)。呼称は φ外径×厚で、外径は呼び径ではなく実寸。

平鋼

JIS G 319425 サイズ
平鋼の現行JIS標準サイズと断面性能(呼称・単位質量・断面積・断面二次モーメント・断面係数・断面二次半径、JIS G 3194)
比較
FB-13×3
FB-19×3
FB-25×3
FB-32×3
FB-38×3
FB-50×3
FB-19×4.5
FB-25×4.5
FB-32×4.5
FB-38×4.5
FB-50×4.5
FB-25×6
FB-32×6
FB-38×6
FB-50×6
FB-65×6
FB-75×6
FB-100×6
FB-50×9
FB-65×9
FB-75×9
FB-100×9
FB-50×12
FB-75×12
FB-100×12
プレート・添え板・ふさぎ板などに使う平鋼。断面性能は曲げ材としての使用を想定した参考値。

丸鋼

JIS G 3112 ほか8 サイズ
丸鋼の現行JIS標準サイズと断面性能(呼称・単位質量・断面積・断面二次モーメント・断面係数・断面二次半径、JIS G 3112 ほか)
比較
D10
D13 / φ13
D16 / φ16
D19 / φ19
D22 / φ22
D25 / φ25
D29 / φ28
D32 / φ32
丸鋼(棒鋼)。ブレース・アンカーボルト素材など。ねじ加工する場合は有効断面積が別に必要。

この早見表について

鋼材規格表は、H形鋼・I形鋼・溝形鋼・軽溝形鋼・等辺山形鋼・角形鋼管・鋼管・平鋼・丸鋼といった一般的な形鋼の JIS 標準サイズを、単位質量・断面積・断面性能(断面二次モーメント/断面係数/断面二次半径)まで種別ごとの表にまとめて調べられるブラウザツールです。それぞれの表には、その種別を読むときに知らないと誤る点を注記として付けてあります。索引から目的の種別へ直接移動でき、サイズ検索、列のソート、種別をまたいで選んだ断面を並べる比較表と CSV 書き出しに対応し、メーカーごとに分かれた PDF 規格表を行き来せずに比較できます。登録不要・端末完結で、収録値は現行 JIS(G 3192 ほか)に準拠しています。

形鋼の種類と主な用途

鉄骨造・鉄筋コンクリート造・仮設・配管支持などで使われる代表的な形鋼を、用途の目安とともに整理します。左の索引から、その鋼種の表へ直接移動できます。

種別主な用途
H形鋼・I形鋼建築・土木の主要な梁・柱。断面性能が高く曲げ材の主役。
溝形鋼・軽溝形鋼胴縁・母屋・補助梁・軽量鉄骨下地。冷間成形のリップ溝形鋼(Cチャン)を含む。
等辺山形鋼アングル。トラス・ブレース・取付金物・補助材。
角形鋼管・鋼管柱・ブレース・トラス・足場・配管支持。単管パイプ(φ48.6)を含む。
平鋼・丸鋼プレート材・添え板・アンカー・鉄筋(異形棒鋼)など。

規格表の見方(断面性能とは)

表に並ぶ断面性能は、その鋼材が曲げやたわみにどれだけ強いかを表す指標です。いずれも強軸(x 軸)まわりの値を既定で表示し、列表示メニューから H形鋼の弱軸(y 軸)も追加できます。

項目意味
単位質量 (kg/m)1m あたりの質量。数量拾い・運搬・揚重計画の基準値。
断面積 A (cm²)材軸に直角な断面の面積。引張・圧縮の検討に用いる。
断面二次モーメント Ix (cm⁴)曲げにくさ・たわみにくさ。大きいほど変形しにくい。
断面係数 Zx (cm³)曲げ応力度の検討に使う。許容曲げモーメント = Zx × 許容応力度。
断面二次半径 ix (cm)座屈(細長比 = 座屈長 / ix)の検討に使う。√(Ix/A) で算出。

実際にスパンと荷重を与えて、選んだ断面の最大たわみ・曲げ応力・建築基準法 L/250 の判定まで確認したいときは 梁のたわみ・応力計算 に断面性能を当てはめてください。本表の H形鋼・I形鋼・溝形鋼などのプリセットと整合しています。

テーブルの使い方(検索・ソート・比較・共有)

上部の検索欄に「200」「H-200」「φ48」などサイズの一部を入れると、呼称・寸法に一致する断面だけが残り、該当が無い種別は表ごと消えます。左の索引から種別へ直接移動することもできます。列見出しをクリックすると、その列で昇順・降順に並べ替えられ、単位質量や断面係数で最適な断面を探せます。

各行の左端「比較」列にチェックを入れると、その断面が比較リストに入ります。左上の「比較する」を押すと、選んだ断面(最大6件)を縦に項目・横に対象を並べた表で比べられます。種別をまたいで選べるので、H形鋼と角形鋼管を単位質量あたりの断面係数で比較する、といった使い方ができます。比較リストは CSV ダウンロードまたはクリップボードへコピーでき、そのまま Excel の拾い表・発注リストに貼り付けられます。「URLで共有」を押すと、現在の絞り込み・並び順・選択状態を含む URL がコピーされ、同僚に同じ表示をそのまま渡せます。

長さ×本数からの総重量や端材ロスまで出したいときは 鋼材重量計算 を、鉄筋(異形棒鋼)の本数・重量を拾うときは 鉄筋数量計算 をご利用ください。

収録規格と関連ツール

収録値は熱間圧延形鋼(JIS G 3192:H形鋼・I形鋼・溝形鋼・等辺山形鋼)、一般構造用角形鋼管(JIS G 3466)、一般構造用炭素鋼鋼管(JIS G 3444)、軽量形鋼(JIS G 3350)、平鋼(JIS G 3194)、棒鋼(JIS G 3112 ほか)に基づく現行の標準値です。鋼材どうしの接合部を検討する場合は 隅肉溶接のど厚・強度計算 も合わせてご確認ください。

本表は設計・積算の目安としてご利用ください。断面性能はフィレット(隅)半径の扱い等により出典で末尾桁が前後する場合があります。確定値はメーカーの最新ミルシート・断面性能表をご確認ください。