構造・強度
鋼材重量計算
H形鋼、アングル、パイプ等の鋼材を選んで総重量を計算。JIS規格の断面性能(断面二次モーメント等)も検索可能。
次はこんな計算どうですか?
この計算と合わせて使われることが多いツールです
解説
鋼材重量計算は、 H形鋼・アングル・角パイプ・鋼管などの鋼材について、 JIS規格の単位重量(kg/m)と長さ・数量から 総重量を算出するための計算です。 構造計算の荷重算定、運搬計画、積算・見積り、揚重計画など建設現場のあらゆる場面で必要になります。
本ツールでできること
- 鋼材重量の自動計算 — 規格を選んで長さ・数量を入力するだけで総重量を算出
- 複数部材のリスト管理 — 複数の鋼材をリストに追加して合計重量を一括計算
- 断面性能の検索 — 断面積・断面二次モーメント・断面係数などのJIS規格データを参照可能
- 鋼材重量表 — H形鋼・アングル・溝形鋼・鋼管等の全規格データを収録
- PDF出力・URL共有 — 計算結果をPDF帳票に出力、URLで共有可能
鋼材重量の計算式
鋼材重量計算の基本式は以下の通りです。 単位重量はJIS規格で鋼材の形状・寸法ごとに定められています。
重量 (kg) = 単位重量 (kg/m) × 長さ (m) × 数量
| 項目 | 意味 |
|---|---|
| 単位重量 | JIS規格で定められた鋼材1mあたりの重量。形状・寸法により異なる |
| 長さ | 必要な鋼材の長さ(mm入力 → m換算) |
| 数量 | 同一寸法の鋼材の本数 |
主な鋼材の種類と特徴
| 鋼材名 | 断面 | 主な用途 |
|---|---|---|
| H形鋼 | H | 柱・梁・基礎杭。曲げモーメントに強い |
| 等辺山形鋼(アングル) | L | トラス部材・補強材・ブレース |
| 溝形鋼(チャンネル) | コ | 梁・枠組・架台 |
| 角形鋼管(角パイプ) | □ | 柱・支柱・フレーム構造 |
| 鋼管(丸パイプ) | ○ | 配管支持架・仮設材・杭 |
| 異形棒鋼(鉄筋) | — | 鉄筋コンクリート構造の配筋 |
活用シーン
鋼材重量の把握が必要な主な場面です。鉄骨重量計算は設計から施工まで幅広く使われます。
| 場面 | 目的 |
|---|---|
| 構造計算・強度検討 | 鋼材の自重(死荷重)を正確に把握し、安全な構造設計を行う |
| 運搬計画・積載管理 | トラックの過積載防止、ユニック車やクレーンの定格荷重内での計画 |
| 積算・見積り | 重量単価(kg単価/トン単価)での材料費算出 |
| 玉掛け・揚重計画 | クレーン選定、ワイヤーロープ・シャックル等の玉掛け用具選定 |
JIS規格 鋼材データ一覧
本ツールで使用している鋼材の寸法および単位重量は、 JIS規格(日本産業規格)に基づいています。H鋼 重量をはじめ、 アングル・溝形鋼・角パイプ・鋼管など全規格のデータを収録しています。
計算上の注意事項
- 単位重量の誤差: JIS規格の単位重量は理論値です。実際の製品は圧延公差により±数%の誤差があります。 精密な重量が必要な場合は実測値を使用してください。
- 加工による重量変化: 穴あけ・切断・溶接等の加工を行った場合、計算値と実重量に差が生じます。 ボルト孔が多い場合は控除量も考慮してください。
- 鋼材の比重: 鋼材の比重は 7.85 g/cm³ が標準です。ステンレス鋼(約7.93)やアルミ(約2.70)は異なるため、 材質に応じた補正が必要です。