kg⇔N 換算(重量・荷重をニュートンに変換)
kg(kgf)・N・kN・tf(トンf)の荷重単位を相互換算。重力加速度 9.80665 m/s² を介して kg→N・N→kg を双方向計算し、面荷重(N/m²)・線荷重(N/m)にも対応。
次はこんな計算どうですか?
この計算と合わせて使われることが多いツールです
鋼材重量計算
H形鋼、アングル、パイプ等の鋼材を選んで総重量を計算。JIS規格の断面性能(断面二次モーメント等)も検索可能。
梁のたわみ・応力計算(単純梁・片持ち梁・両端固定梁)
スパン・荷重・断面性能から最大たわみ・曲げモーメント・せん断力・曲げ応力を一括算出。建築基準法 L/250 を自動判定し、H形鋼・I形鋼・溝形鋼・軽溝形鋼・等辺山形鋼・角形鋼管・鋼管の JIS 規格プリセットに対応。
積雪荷重計算(建築基準法施行令第86条・屋根形状係数)
垂直積雪量・屋根勾配・水平投影面積から積雪荷重を即時算出。屋根形状係数 μb=√cos(1.5β) を自動計算し、一般区域20/多雪区域30 N/m²·cm の単位荷重プリセットと雪下ろし低減(令86条6項)に対応。
解説
kg(キログラム)は本来「質量」の単位、N(ニュートン)と kgf(重量キログラム)は「力」の単位です。質量と力は異なる物理量のため、両者は重力加速度 g = 9.80665 m/s² を介して結びつきます。物体に働く重力(重さ)は「質量 × g」で力になり、これが kgf と N を換算する根拠です。
本ツールは kgf・N・kN・tf(トンf)の荷重単位を相互換算し、面荷重(N/m²)や線荷重(N/m)にも対応します。建築・土木の図面や仕様書で kg 表記された荷重を、構造計算で使う N・kN へ素早く変換できます。
換算式と換算係数
すべての換算は、重量キログラム(kgf)に標準重力加速度を掛けてニュートン(N)に直す関係が基礎になります。
1 tf(トンf)= 9806.65 N = 9.80665 kN
1 kN = 1000 N ≒ 101.97 kgf
実務では概算として「1 kN ≒ 100 kgf(102 kg)」、逆に「1 kgf ≒ 10 N」と覚えられることも多いですが、精密な計算では係数 9.80665 を用います。
| 単位 | 意味 | N への係数 |
|---|---|---|
| kgf | 重量キログラム(旧重力単位系の力) | 9.80665 |
| N | ニュートン(SI の力の単位) | 1 |
| kN | キロニュートン(1000 N) | 1000 |
| tf | トンf(メートルトン重) | 9806.65 |
代表的な換算早見表
よく使う値の換算結果です。荷重の単位がわからなくなったときの目安として利用してください。
| kgf | N | kN |
|---|---|---|
| 1 | 9.81 | 0.0098 |
| 100 | 980.7 | 0.981 |
| 1,000 | 9,807 | 9.807 |
| 10,200 | 100,028 | 100.0 |
面荷重では 1 kgf/m² = 9.80665 N/m²、線荷重では 1 kgf/m = 9.80665 N/m が成り立ちます。たとえば積雪荷重は N/m²(または cm あたりの単位荷重)で扱うため、kgf/m² 表記の資料を変換する場面で役立ちます。
注意事項
kg(質量)と kgf(力)は別の量です。日常では「kg の重さ」と言いますが、構造計算では力として N・kN に統一します。本ツールは地球上の標準重力(g = 9.80665 m/s²)を前提に「kg の重さ = kgf」とみなして換算しています。
梁や柱の設計で荷重を入力する際は、N・kN へ換算してから梁のたわみ・応力計算に渡すと単位の取り違えを防げます。鋼材の重量(kg)を荷重として扱う場合は鋼材重量計算で質量を求めてから本ツールで kN へ変換すると確実です。長さ・面積・圧力など力以外の単位は単位換算ツールで一括変換できます。