SM-05現場・施工管理
玉掛けワイヤー選定
吊り荷重・吊り角度・ワイヤー本数から必要なワイヤーロープ径を選定。安全係数6以上を確認。
次はこんな計算どうですか?
この計算と合わせて使われることが多いツールです
解説
玉掛けワイヤーロープの選定は、 吊り荷重・吊り角度・ワイヤー本数から1本あたりの張力を求め、 安全係数を掛けた必要破断荷重以上のワイヤーロープを選定するものです。 構成・径ごとの破断荷重と基本使用荷重を一覧で引くならワイヤロープ 破断荷重早見表が便利です。 現場の安全管理には足場積載荷重チェックやWBGT計算もあわせてご活用ください。
計算式
張力係数 = 1 / cos(θ/2)
1本あたり張力 T = W × 張力係数 / n
必要破断荷重 = T × 安全係数
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| W (t) | 吊り荷重。荷物の実重量に玉掛け用具の重量を加えた値 |
| θ (度) | ワイヤーロープ間の開き角度。60°以内での使用を推奨 |
| 安全係数 | クレーン等安全規則第213条により 6以上 |
張力係数の目安
| 吊り角度 | 張力係数 | 備考 |
|---|---|---|
| 0° | 1.000 | 垂直吊り |
| 30° | 1.035 | |
| 60° | 1.155 | 推奨上限 |
| 90° | 1.414 | |
| 120° | 2.000 | 危険 |
注意事項
- 理論値: 本計算は理論値であり、実際の玉掛け作業における安全を保証するものではありません。
- ワイヤーの状態: 摩耗・腐食・キンク等の損傷がある場合は破断荷重が低下します。使用前に必ず点検してください。
- 荷重の偏り: 3本吊り・4本吊りの場合、荷重が均等にかからない可能性があるため、実務では2本で全荷重を支える前提で計算することがあります。
- 有資格者: 玉掛け作業は有資格者(玉掛け技能講習修了者等)が行ってください。