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無線・通信

EIRP計算

送信出力、ケーブル損失、アンテナ利得からEIRP(等価等方放射電力)を計算。電波法の確認に。

次はこんな計算どうですか?

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解説

EIRP(Equivalent Isotropically Radiated Power)は、 送信機の出力から伝送路の損失を差し引き、アンテナの利得を加えた値で、 アンテナから実際に放射される等価的な電力を表します。 電波法における技術基準の適合確認や、無線システムの回線設計で重要な指標です。 dBm↔W の変換にはdBm ⇔ W 換算をご活用ください。

計算式

EIRP (dBm) = Pt − Lc − Lco − Lo + Ga
記号意味
Pt送信出力 (dBm)
Lcケーブル損失 (dB) — 種類・長さ・周波数で異なる
Lcoコネクタ損失 (dB) — N型/SMA型で 0.3〜0.5dB/箇所
Loその他損失 (dB) — 分配器、フィルタ等
Gaアンテナ利得 (dBi) — dBd表記の場合は dBi = dBd + 2.15

EIRPとERPの関係

ERP(Effective Radiated Power)は半波長ダイポールアンテナを基準とした値です。

ERP (dBm) = EIRP (dBm) − 2.15

電波法の規定によっては、EIRPまたはERPのいずれかで制限値が定められています。

注意事項

  • 理論値: 本計算は理論値です。実際の放射電力は測定器で確認してください。
  • 技術基準適合: 電波法に基づく技術基準適合の判断には、必ず実測値を使用してください。
  • ケーブル損失: 周波数によって大きく変わるため、使用周波数でのカタログ値を参照してください。

よくある質問