周辺施設マップ - 使い方ガイド

ピンを立てた地点の周囲にある病院・警察署・消防署・避難所・コンビニを地図に重ねて一覧表示。最寄り施設を距離順に書き出し、安全衛生計画書の緊急連絡先記載や周辺環境チェックに使える地図ツール。

このツールをすぐ使う
周辺施設マップ を開く

使い方ガイド

周辺施設マップは、国土地理院地図の上で指定した中心地点から半径 500m〜5km の範囲にある 病院・警察署・消防署・避難所・コンビニ を一度に重ねて表示するウェブツールです。 建設現場の 安全衛生計画書 / 工事安全衛生計画書 / 緊急時連絡体制図 に記載する最寄り医療機関・警察署・消防署の確認、施工計画書の周辺環境調査セクションの作成、 あるいは打ち合わせや現場下見の前準備に使えます。

取得には OpenStreetMap (OSM) の公開地点情報を Overpass API 経由で読み取っています。 検索条件・現場名・地図の表示位置は URL や A4 1 枚の PDF 帳票に書き出せ、 パスワード付きの暗号化リンクで共有することもできます。 施設情報そのものは URL に含まれず、リンクを開いた人の端末で再取得される仕組みなので、 最新の OSM データで毎回見られます。

急いでいる方向け: いざという時の通報は 119 (消防・救急) /110 (警察) が最終手段です。 本ツールはあくまで 事前準備としての「最寄り確認」 用です。

使い方

アプリ画面の主要な UI を、操作の流れに沿って順に解説します。 下の図はアプリ画面のミニチュアで、ハイライトされている枠が各ステップで触る場所です。

STEP 1 | 地点を探す

周辺施設マップ
🔍住所 / 地名 / 緯度経度
ここに入力 → Enter
📍○○工事
標準淡色写真
周辺施設の設定
表示カテゴリ
病院警察消防避難コンビニ
検索半径
500m1km2km
+
STEP 1 — 検索ボックスに住所・地名・緯度経度を入れて Enter

地図左上の 検索ボックス に住所・地名・緯度経度のいずれかを入れて Enter を押すと、その地点に地図が飛びます。検索結果にはオレンジ色の検索ピン が立ち、検索ボックスを空にすると消えます。 住所と緯度経度どちらでも受け付け、緯度経度なら全角・度分秒・スペース区切りでも自動認識します。

STEP 2 | カテゴリを選ぶ

周辺施設マップ
🔍住所 / 地名 / 緯度経度
📍○○工事
標準淡色写真
周辺施設の設定
表示カテゴリ
病院警察消防避難コンビニ
検索半径
500m1km2km
トグルで重ねる
+
STEP 2 — 設定パネルの「表示カテゴリ」で重ねる施設の種別を選ぶ

画面左下の 設定パネル 上段「表示カテゴリ」で、地図に重ねる施設の種別を選びます。 建設安全衛生計画書の緊急連絡先記載なら 病院 + 警察 + 消防 の 3 点が定番、 災害時の集合場所も書きたい場合は 避難所 を、 現場昼食や 24h トイレ・公衆電話の代替確認には コンビニ を足します。 色付きのマーカーで地図に表示され、マーカーをタップすると名称・住所・距離と、 Google での詳細検索リンク (連絡先・受付時間・救急可否を最新の公式情報で確認するための導線) が出ます。

STEP 3 | 半径と中心を決める

周辺施設マップ
🔍住所 / 地名 / 緯度経度
📍○○工事
標準淡色写真
周辺施設の設定
表示カテゴリ
病院警察消防避難コンビニ
検索半径
500m1km2km
半径プリセット
+
STEP 3 — 「検索半径」プリセット (500m〜5km) と中心 (地図中心/ピン) を切替

設定パネル中段「検索半径」で 500m / 1km / 2km / 3km / 5km のいずれかを選びます。半径を広げるほど取得件数は増えますが、 実用的には 1〜2km がほとんどの現場で適切です。 下段「検索中心」では、地図を動かすたびに追従する「地図中心」モードと、 ドラッグで自由に位置を動かせる「ピン」モードを切り替えられます。 特定の現場座標で固定したい場合は「ピン」を選んで、地図をスクロールしても 検索範囲が動かないようにします。

STEP 4 | 現場名を入れて URL / PDF で出力

周辺施設マップ
🔍住所 / 地名 / 緯度経度
📍○○工事
標準淡色写真
サイドバーを開く
現場名・物件名
最寄り施設
病院320m
警察540m
消防820m
周辺施設の設定
表示カテゴリ
病院警察消防避難コンビニ
検索半径
500m1km2km
+
STEP 4 — 右上 ☰ でサイドバーを開き、現場名入力 / URL / PDF を出力

画面右上の ☰ アイコン でサイドバーを開きます。 ここに 現場名・物件名 を入れると、 地図上部中央にラベルが常時表示され、PDF と共有 URL にも自動で乗ります。 その下の「最寄り施設」セクションには、有効カテゴリごとの最寄り 1 件が 距離順サマリーで出ており、タップすると地図がその施設に寄ります。

URL で共有 は、選んだカテゴリ・半径・中心・現場名・地図表示位置を まるごと含む URL を作ります。パスワードを付けると暗号化されたリンクになり、 パスワードを知っている人だけが復元できます (暗号化はブラウザ内で完結します)。PDF を保存 は地図キャプチャ + カテゴリ別最寄り 3 件の一覧 + QR コードを A4 1 枚にまとめた帳票を書き出します。安全衛生計画書の緊急連絡先欄に貼り付けて使えます。

データソースと精度の限界

本ツールは OpenStreetMap (OSM) という、ボランティアによって編集される オープンな地理情報データベースを Overpass API 経由で参照しています。 OSM は商用地図 (Google マップ等) に比べると、地域によって網羅性に差があります。

カテゴリOSM 上の主なタグ注意点
病院amenity=hospital / clinic救急対応の可否や診療科は OSM に載っていない場合あり
警察署amenity=police交番・駐在所も含む。本署と派出所の区別は別途確認
消防署amenity=fire_station救急車配備の有無は OSM に必ずしも記録されていない
避難所emergency=assembly_point / amenity=shelter市町村指定の避難所は別途公的サイトでの確認が望ましい
コンビニshop=convenience24h 営業可否や閉店情報は反映されない場合がある
正式書類への利用: 公的記載 (安全衛生計画書・施工計画書) で 「最寄り医療機関」を確定させる場合、本ツールの一覧はあくまで参考扱いとし、 地域の救急医療体制 (二次救急・三次救急の指定) や、夜間休日対応の有無を 自治体・地域医師会・119 番情報センターに別途確認することをおすすめします。

関連ツール (建設安全と組み合わせる)

周辺施設マップは「現場の周辺に何があるか」を把握するツールです。 建設現場の安全衛生計画書・施工計画書を仕上げる際は、以下のツールと組み合わせると 周辺環境調査が一通りカバーできます。

  • ハザード地点判定: 同じ地点に対して、国土地理院公式のハザードマップ (洪水浸水想定・家屋倒壊等氾濫想定・土砂災害警戒区域・津波浸水想定・高潮浸水想定) を重ねて、 その地点が指定区域に該当するかを確認できます。重要事項説明書類や工事安全計画書の 災害リスク評価欄と合わせて使うのが定番です。
  • 工事写真台帳 PDF: 安全衛生計画書とセットで提出する工事写真の台帳を、現場名・キャプション付きで A4 にレイアウトして出力できます。本ツールの「最寄り施設一覧」PDF と同じ現場名を入れて、 書類のセットを揃えるのに便利です。

よくある質問